安倍元首相を銃撃した山上徹也容疑者。
統一教会を恨んでいると話して話題になりました。
それは母親が1億円も献金して破産し、家族がバラバラになったからだといいます。
1億円もどうやったら献金できるのか?と不思議になりましたが、
3000万円の聖本の存在が出てきましたね。
そこで今回は「統一教会の聖本&壺の値段が高すぎる?3000万円って本当?」と題して
- 統一教会の聖本が高すぎる?
- 3000万円って本当?
- 統一教会の壺の値段が高すぎる?
について調査してお届けしていきます。
この記事で書かれている内容
統一教会の聖本の値段が高すぎる?3000万円って本当?
コレ、一冊3000万って…
一人で4.5冊買った人もいるって…信じるものは救われない… pic.twitter.com/wp7TGcw7Q5
— がもうのかけ小 (@AfYjpB3h5Hp0n6g) July 12, 2022
統一教会とは旧名称であり、現在は世界平和統一家庭連合が正式名称です。
ただし、ここでは一般に知られている統一教会という名前で呼ばせてもらいます。
7/13、統一教会による被害に対応してきた弁護士による会見が行われました。
その中で、「聖本」が3000万円ということを明かしました。
「単なる本」と読んで、黒く分厚い本を持ちあげたうえで、
「これを信者にいくらで買わせるかと言ったら」
「3000万円です。常識外れ。」
このように話していました。
3000万円の聖本は、本当だったんですね…。
全ての財産は神様に捧げなさいという教えということで、3000万する本を4、5冊購入された方もいるそうです。
分割払いで年300万もオーケー。
一家に一冊ではなく、一人一冊家族全員分が良いのだそうです。
5冊も買ったら、1億5千万ですね…。
財産を神様に捧げたら、幸せになれると説かれているのだと思います。
ただ、待っているものは破産と家庭崩壊という現実。
そして神様として慕っている教祖や教祖夫人は、誰が破産しようと家庭がバラバラになろうと全くお構いなし。
ただただ信者の金を吸い上げていきます。
山上容疑者の母親のように、ただの一般人女性一人から1億の献金を得るのです。
56万ともいわれる日本国内の信者。
仮にその全員が1億を献金したとしたら、56兆円。
オーストラリアの国家予算に匹敵します。
日本だけではなく、世界中に信者はいますから、もはや国家レベルのお金をもっていることがわかりますね。
統一教会の聖本の値段3000万円に税金はかかる?
結論から言うと、税金はかかりません。
そもそも宗教団体である統一教会。
法人化されているので、税制上の優遇措置が受けられます。
宗教法人には、
- 「非収益事業」:本来の宗教活動にあたる事業は非課税
- 「収益事業」:課税されるものの、軽減税率が適用
という優遇があります。
課税されるものでも、通常の法人と比べると5パーセントくらい低いといいます。
≪課税されない例≫
- 例えばお守りやおみくじは、ご利益やお告げを期待して購入するので、本来の宗教活動にあたる事業とみなされ、非課税。
≪課税される例≫
- ろうそくや数珠など一般に売られているものを、一般の価格で販売する場合は、課税される。
- その宗教の考えをまとめた経典・法話集を販売するなら、出版業として課税される。
今回の聖本は、出版しているのであれば課税の対象になりますよね。
ただ教会はこの本について、「教会に貢献した信者に授与したものであり、売り物ではない」と答えています。
つまり多額の献金などの貢献をした者に感謝の気持ちを示すために渡すだけであって、売り物ではない。
つまり税金はかからないということでした。
統一教会はお金を集めることに執心のように思いますので、このような税金対策も練りに練っているのでしょうね。
統一教会の聖本の内容は何が書いてある?
3000万の聖書 pic.twitter.com/lfmBx9XX4k
— 自転車少年シンヤ君 (@chibinorida) July 12, 2022
3000万円もして、一人で4、5冊得る人もいるというこの聖本。
一体何が書いてあるのでしょうか。
内容は、統一教会の教祖・文鮮明の「みことば」が印刷されているそうです。
この本に書かれていることは正確には分かりません。
ただ他の「みことば」の書かれた本には、このような文章があります。
- 私たちは愛してほしいと願う前にまず、多くの人を愛していきたいと願わなければいけません。
- 神様は、神様に代わって働く人を最も愛されるのです。
- 愛を立てようとするなら「為に生きる」道を行けば必ず愛が伴います。
宗教の考えや教えについてが書かれているということですね。
ただ、「みことば」が書かれたものは信者であれば多くの人が持っているようですし、統一教会の出版物を取り扱う専門書店に行けば、気軽な値段で購入できるものも多くあります。
ではなぜ3000万円もするかというと、教祖・文鮮明の署名があるからだそうです。
教祖は、信者にとっては唯一無二の神のような存在。
教祖は今はもう亡くなっていますので、署名が残っている聖本に希少性が出てくれば、さらに高額になるかもしれませんね?
統一教会の壺の値段が高すぎる?3000万円って本当?
統一教会は信者に大理石の壺やオブジェを数百万円、時には一千万円以上で売りつけてきたと言われているんだけど、メルカリやヤフオクを検索すると二束三文で中古品が見つかる。この一つ一つに不幸な物語があるわけで、見ると物凄く切ない気分になる。 pic.twitter.com/16dnKbVkxx
— d a y o (@dztp) July 10, 2022
「宗教で壺を買わされた」
こんな話を知っていたとしたら、そんな会話の発端は統一教会でしょう。
統一教会は、大理石の壺も信者に売りつけているそうです。
高麗大理石の壺と書いてある、なんの変哲もないただの壺が60万円するという情報や、
定価3,500万円という噂もあります。
色々な価格帯の壺を用意しておいて、外部の人には60万円ほどから始め、信者になったらもっと良いものがあって、3500万円。
といったところでしょうか?
信者は霊石の霊力を信じていて、その霊力が災いから家庭や身を守ってくれると思っているそう。
手に入れた信者は、大事に扱っているそうですよ。
ただ、近年メルカリにてお安く手に入るようです。
どれだけ献金されたのでしょうか、本人か、家族か?
むしろ出品者の方が心配になりますね。
まとめ
統一教会の聖本、一冊3000万円、年300万円の分割あり、一家に一冊ではなく家族の人数分!信仰の自由とか言ってる場合じゃない。これ宗教でもなんでもないから。 pic.twitter.com/aGaoB64jH7
— 飯田耕一郎@うさ爺 (@009usaya) July 13, 2022
今回は「統一教会の聖本&壺の値段が高すぎる?3000万円って本当?」と題して、
- 統一教会の聖本が高すぎる?
- 3000万円って本当?
- 統一教会の壺の値段が高すぎる?
について調査してお届けしてきました。
聖本、教祖のサイン入りでものすごくお高いのだということがわかりました。
そのほか統一教会では、印鑑も売りつけられることで有名ですよね。
最近は聞きませんが、以前に話には聞いたことがあります。
ただ、信者が56万いるそうなので、身近にいると思って良いと思いますよ。
どのような宗教団体なのか知ることは、むやみに信じないために必要なことですね!
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