この記事は「FF7リバースNo Promises to Keep歌詞の和訳と意味は?エアリスの歌はHollowのアンサーソング?」と題してお届けしていきます。
『ファイナルファンタジーVII リバース』は2024年2月29日(木)。
それに先立って最新トレーラーおよび本作のテーマソング「No Promises to Keep」が発表されました。
エアリスのテーマと言われるこの曲。
歌詞や意味が気になりますよね。
そこで今回は、
- FF7リバースNo Promises to Keep歌詞の和訳と意味は?
- エアリスの歌はHollowのアンサーソング?
について調査していきます。
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この記事で書かれている内容
FF7リバースNo Promises to Keep歌詞の和訳と意味は?
歌うエアリス、というか、なんか全体的にEyes On Meなんだけど。愛の歌なんだけど。愛なんだけど。
HollowとNo Promises to Keepでクラエアが想い合ってるんだけど。そんなことある???
早く歌詞全部欲しい。 pic.twitter.com/AkCGEA1RKa— まめた (@togisaki) December 8, 2023
FF7リバースのテーマソング「No Promises to Keep」。
エアリスの歌い上げている曲の歌詞と意味についてみていきましょう。
トレーラーで発表された歌詞の一部です。
運命なんて
信じたくないから
この出会いは
ねえ、なんて呼ぼう
偶然?
明日も 会いたいな
偶然 あの場所で
信じたいの
約束なんて いらないと
エアリスの儚くも美しく、愛らしさが伝わってくる歌詞ですね。
ただ日本語に意訳されているので、英語より語数が少なく、あいまいな部分も多いように思います。
そこで英語版のトレーラーから、英語の歌詞も調査しました。
I won’t say that it was fate
I won’t say that it was destiny
But if not, what could it be
that drew you towards me?
Could it be chance?
Till the day
That we meet again
Where or when, I wish I could say
But believe
Know that you’ll find me
Promises to keep
We won’t ever need
Till the day that we meet again
And a place
just let me believe
In the chance
Know that you’ll take my hand
and never let me go
Take my hand
and believe we can be
together ever more…
Final Fantasy VII Rebirth – Theme Song Announcement Trailer | PS5 Games
タイトルの「No Promises to Keep」は、約束はいらない。
歌詞と意訳で見てみましょう。
I won’t say that it was fate
宿命とは呼びたくない
I won’t say that it was destiny
運命とも呼びたくない
But if not, what could it be
だとすれば、何と呼んだらいいんでしょう
that drew you towards me?
あなたを私に巡り合わせたものは
Could it be chance?
それは偶然?
Till the day That we meet again
私たちがまた巡り合う日まで
Where or when, I wish I could say
いつどこで会えるかはわからないけど
But believe Know that you’ll find me
でもあなたはきっと私を見つけてくれる
Promises to keep We won’t ever need
約束なんていらない
Till the day that we meet again
私たちがまた巡り合う日まで
And a place just let me believe
きっとどこかで出会えると信じさせて
In the chance
そしてまた偶然巡り合ったら
Know that you’ll take my hand
今度は私の手を掴んで
and never let me go
もう決して離さないで
Take my hand
そして私の手を掴んでくれたら
and believe we can be together ever more…
ずっと一緒にいられるって信じてる…
日本語では最後に、「星よ、どうか力を貸してください」と入ります。
英語では、
Please, I’m begging you.
ねえ、お願い。
Lend me your strength.
あなたの力を私に貸してください。
となっています。
FF7リバースNo Promises to Keepの歌詞の意味は?
英語の方が、より心情を詳しく描写しているように感じますね。
一体誰に向けた歌なのか、気になります。
まずこの曲は、クラウドに対して歌っていると思われます。
エアリスにとってザックスは初恋でしたが、もう過去に諦めた人。
ゴールドソーサーでエアリスの有名なセリフがあります。
- 「はじめはね、そっくりだったから、気になった」
- 「歩き方、手の動かし方・・・あなたの中に彼を見ていた」
- 「でも違うの。今は違う・・」
- 「ね、クラウド。わたし、あなたを探してる」
- 「あなたに・・・会いたい」
この頃からはザックスよりもクラウド自身に惹かれていることがわかります。
なので英語のyouは、クラウドを指していると思います。
ゴールドソーサーで飛び込みで劇をやってほしいというデートイベントがあります。
トレーラーではゴールドソーサーで歌っているので、もしかしたらその劇中歌としてエアリスでない別の劇中の人の心情を歌った歌という可能性もあります。
しかし、テーマソングとなっていて、リメイク「Hollow」のクラウドに続いているので、FF7の大きなテーマソングということに間違いはないでしょう。
ゴールドソーサーの時の心情というよりは、エアリスが古代種の神殿の祭壇で祈っているときに、頭の片隅で考えていたことのようにも感じます。
FF7リバースNo Promises to Keep製作者コメントから歌詞の意味を考える
No Promises to Keep製作者。
作曲は、「ファイナルファンタジー」シリーズ楽曲を多く手がける植松伸夫さん。
作詞は、本編のストーリー&シナリオに携わる野島一成氏さんが担当しています。
作曲者の植松伸夫さんは、下記のようにコメントしています。
【植松伸夫:本楽曲に関してのコメント】
自分の中でエアリスという存在は「エアリスのテーマ」という曲に表れているとおり、少し薄幸で儚げな印象でした。今回の曲もエアリス絡みであることは当初から理解しておりましたが、しかし歌の中には哀しげな「エアリスのテーマ」のメロディは出てきません。その対極にあるエアリスの心の中に秘められた彼女の芯の強さを表現しようと思ったのです。
引用:SQUARE ENIX
今回は、エアリスの心の中に秘められた、彼女の芯の強さを表現した楽曲と話していますね。
今のところ作詞を担当した野島一成さんのコメントはありませんが、旋律からあふれる思いがそのまま歌詞にもなっているように思います。
植松さんからはラフアレンジのデモ音源がドーンと送られてきただけでした。言葉による説明や要望などは一切ありません。
歌詞の内容についてとくに話し合うことはしていません。これは植松さんと組んだほかの曲でも同じですね。
これはHollowの時の野島一成さんのコメントです。
テーマは最初に与えられ、それに合わせて書かれた歌詞のようです。
FF7リバースのNo Promises to Keepはセトラに伝わる歌?
HollowもNo Promises to Keepも星や世界のことなんて一言も歌ってないよね
どっちも一人の男、一人の女として呼びかけてる歌そして「運命なんて信じたくないから」と歌うエアリスと、
「運命なんて気にしない。気にしようがない」と言うクラウド https://t.co/PZF7TxCtKb pic.twitter.com/AgCxBx8aXD— SAKU (@s_rb_00) December 8, 2023
No Promises to Keepは、セトラに伝わる歌という話もありますが、こちらについては現在情報収集中です。
セトラとエアリスとの関係ついて少し振り返っておきましょう。
エアリスは、「セトラの民」という古代種の生き残り。
古代種は大きな力を持っていて、メテオから星を救うことの出来る白魔法【ホーリー】を唯一発動させられる種族です。
古代種は現在の人間とは異なる種族で、かつては多く存在したといいます。
しかし、FF7の本編が始まった段階では、既に純血の古代種というものは存在していません。
最後の純血古代種は、エアリスの母であるイファルナ。
エアリスの父は元神羅カンパニー科学部門統括ガスト・ファレミス博士。
エアリスは古代種の血を引いているものの、正確には人間と古代種のハーフです。
セフィロスが落とそうとしたメテオを止めることができるのは、エアリスだけでした。
こういった事情が、歌詞に出てくる避けられないFate(宿命)なのかもしれません。
FF7リバースのエアリスの歌はHollowのアンサーソング?
FF7リメイクのhollow、気になって聴いて見たら本当にクラウドがエアリスに歌った歌だった・・・エアリスの笑顔が何度もクラウドを救ったんだ・・って思って嬉しくなったし心を壊すほどに大切な存在だったんだ・・って思うとそれだけで救われる😭
— 紫音 (@sweetiris_s) September 16, 2023
FF7リバースのエアリスの歌No Promises to KeepはHollowのアンサーソングなのでしょうか。
まず、Hollowについても思い出しましょう。
FF7リメイクのHollowとはどんな歌?
Hollowとは、FF7リメイクのテーマソングです。
野村さんからは“クラウド視点”、“雨の中たたずむ”というキーワードをもらいました。私の中では“何か大切なものをなくしてしまった男の歌”と解釈して書いています。
引用:野島一成インタビュー
楽曲のテーマがクラウド視点であり、大切なものを失くしてしまった男の歌ということ。
I would be lost 迷っては
Drifting along 流れ 流れて
Floating up high あてもなく
Time after time 漂うような日々And there you’d be でもきみが
Shining brightly 俺を照らして
Your smiling face その笑顔が
To guide my way 俺を導いたBloody and bruised 血まみれで 傷ついて
Brought to my knees 膝をついた時
When beaten down 打ちのめされ
When broken up 疲れ切った時
You would appear きみは 現れて
Reach out to me 手をさしのべて
Heal every wound 癒して
And make me whole 立ち上がらせてくれたWas it all a dream? 全部 夢だった?
Will I never know? いつかわかるのか
Foolish and blind なにも見えなくて
To everything なにもわからなくてHad I realized, いつかわかったら
Had I thought it through, 思い続けたら
Would you be here in my embrace? この腕に抱けるだろうかShine bright once more もういちど
Guide me to you 俺を導いて
Smile bright once more 笑って
This time I will never let you go 今度はきっと離さないWith your every smile 笑顔の裏に
Hiding something more 隠された
Dark mysteries 悲しい秘密
Lurking beneath いつも抱えてたBut I was consumed 俺は 勝手で
With this emptiness 退屈と
This selfishness わがままと
This void to fill 虚しさを埋めてたHear me once more この声を 聞いて
Show me your smile 笑って
This time for sure 今度はきっとわかるから
I’ll see the truth hidden inside your tears その涙のわけをBut I… I know わかってる
That you’re long gone もう戻らない
But I… I will… わかってる
Go on howling and hollow このまま からっぽのまま
エアリスを目の前でセフィロスに殺されたクラウドは、それまで見せなかった感情を爆発させます。
「エアリスはもうしゃべらない…もう笑わない、泣かない、怒らない。
おれたちは…どうしたらいい?この痛みをどうしたらいい!?
指先がチリチリする。口の中はカラカラだ。目の奥が熱いんだ!」
原作でも、このようなセリフがあります。
タイトルのHollowは、”空っぽ”という意味。
エアリスのことを大切に思っていたクラウドの心情が表れた曲です。
FF7リバースNo Promises to KeepはHollowのアンサーソングとはいえない?
アンサーソングとは、ある一つの曲に対して返答として作成された音楽で、歌の続きとも言われます。
Hollowは、エアリスの死を受けて嘆くクラウドの様子でした。
No Promises to Keepがアンサーソングだとすると、自身が死んだ後のことをエアリスが歌っているようなことになります。
No Promises to Keepは、生きているエアリスがクラウドを思って歌った歌のように思います。
もしくは、自分の心情を吐露するような歌です。
そのため、直接的なアンサーソングとは思えません。
しかし、Hollowに出てくる、クラウドからエアリスへの思い。
『This time I will never let you go』
今度はきっと離さない
No Promises to Keepに出てくる、エアリスからクラウドへの思い。
『you’ll take my hand and never let me go』
私の手を掴んでもう決して離さないで
これは対になっている表現に思えます。
お互いを思い合っている歌詞になっていますね。
FF7リバースNo Promises to Keepに関するSNSのコメント
Hollowにエアリスのテーマの旋律が入ってるって言ってた方が居て、音楽の感性皆無な私には全然聴こえなかった。
今回の歌の中に哀しげなエアリスのテーマが出てこないって、やっぱHollowにはエアリスのテーマの旋律仕込まれてたの?気付いた人すごいし植松さん天才。好き。— parfait (@parfait27811) December 8, 2023
Hollow クラウドからエアリスへの想いの歌ならすごく美しいな…ってなるところがとても好きなんですよね
リバースのテーマソングはエアリスなのか…
ア゛ア゛……………— (@wmam771) December 8, 2023
トレーラー公開されてから天にも昇る気持ちと不安で押しつぶされそうな気持ちが入り混じっておかしなことになってて、
でもやっと一人の女の子としてクラウドさんに恋してるエアリスを見られたのが、FF7追いかけてきた中で一番嬉しい— 花織田 (@hanaoda27) December 10, 2023
わかる…。
エアリスが今現在好きなのはクラウド。
彼が壊れそうになっているから「後は任せて」と笑ってその場を後にした。
エアリスが明日、一緒にいたかった人、その未来を掴む為に、星が壊されないようにする為に決意した。
彼女はいつも、未来を見据えて歩いている。
<RT— 涼@通常運転 (@rimurimu2015) December 10, 2023
まとめ
改めてキーアートを見てみると、あらゆる方向からエアリスを守る構図にも、クラウドを守る構図にも見えますね。
頼もしい仲間達! pic.twitter.com/nvHz5yYUrv
— ほげ (@hogehongeeeeeee) December 14, 2023
この記事は「FF7リバースNo Promises to Keep歌詞の和訳と意味は?エアリスの歌はHollowのアンサーソング?」と題して、
- FF7リバースNo Promises to Keep歌詞の和訳と意味は?
- エアリスの歌はHollowのアンサーソング?
についてお伝えしてきました。
エアリスの心情が初めて歌になった「No Promises to Keep」。
Hollowのクラウドに続き、等身大のエアリスが見えて素敵ですね。