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ゼルダの伝説

ゼルダの伝説の時系列を図付きでわかりやすく解説!ティアーズオブザキングダムの世界線を徹底考察!

ゼルダの伝説シリーズ時系列を図付きでわかりやすく解説!ティアーズオブザキングダムの世界線を徹底考察!
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今回は「ゼルダの伝説の時系列を図付きでわかりやすく解説!ティアーズオブザキングダムの世界線を徹底考察!」と題して、

  • ゼルダの伝説シリーズの時系列は?
  • ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダムの世界線は?

について調査していきたいと思います!

大きな反響を呼んでいるティアーズオブザキングダム、通称ティアキン。

過去作をやっていた人なら、どの時系列なのかも気になるところですよね!

ここでは図付きでわかりやすく解説しながら、考察も交えて見ていきたいと思います。

気になる方は是非最後まで見ていってくださいね!

 

ゼルダの伝説シリーズの時系列は?

では早速見ていきましょう!

ゼルダの伝説には数々の作品があり、シリーズ内における歴史が存在します。

その歴史を一般的に「ゼルダ史」と言い、時のオカリナを分岐点にして3つのルートに分かれているのが特徴的です。

こちらは発売順とは関係なく、公式から公開されています。

わかりやすく図を通して見てみましょう!

 

ゼルダの伝説シリーズ時系列は?:ゼルダ史の時系列

ゼルダの伝説シリーズ時系列を図付きでわかりやすく解説!ティアーズオブザキングダムの世界線を徹底考察!

ゼルダの伝説における始まりの物語の作品は「スカイウォードソード」となっています。

ここでマスターソードをはじめとする、ゼルダの伝説でとても重要な役割を持つものが誕生します。

その後、「ふしぎのぼうし」「4つの剣」と続き、時系列の分岐点である「時のオカリナ」が来ますね。

その後は3つのルート分岐がありますが、何故ここで分かれているのか?

勝利と敗北でルートが分かれるのは理解できるけど、子供や大人って何のこと?

色々気になるところが多くありますよね!

一つずつ見ていきましょう♪

 

ゼルダの伝説シリーズ時系列は?:勇者敗北ルート

勇者、リンクが敗北し、ガノンドロフが勝利したあと。

このルートは、勝利した彼がトライフォースに自分の願い(野望)を叶えてもらったあとの時系列です。

トライフォース」とは

善悪問わず、触れた者の願いを叶える黄金の聖三角。

知恵の神「ネール」、の神「ディン」、勇気の神「フロル」がそれぞれ1つのトライフォースとなり、3つ揃った状態が完全体となります。(ハイラルの地形における「ラネール地方」「オルディン地方」「フィローネ地方」はこの女神の名前から来ています)

触れた者の願いを叶えるとは言いますが、知恵、力、勇気の均等が取れていない者が触れると3つに分かれてしまうのです。

1つは触れた者に、残りはそれぞれの神が選んだ者に宿るのですが、分散した3つは完全体に戻ろうと共鳴し合います。

ガノンドロフは1番にトライフォースへ触れた人物ですが、均等が取れていなかったため「力」だけが宿りました。

そうして残りの2つはそれぞれゼルダ(知恵)、リンク(勇気)に宿ったのでした。

ガノンドロフは「世界を我が手に」という願いを叶えてもらいました。

その結果聖地を闇の世界に変えてしまったり、自分自身も野望のせいで醜い魔獣の姿になっていたり…。

要するにガノンドロフが好き勝手した結果のルートですね!!

また、このルートは時のオカリナより前に発売された作品が多いのも特徴的です。

シリーズの名悪役であるガノンドロフの設定が確立したのは時のオカリナであり、ゼルダの伝説は公式が後付けすることを発言しています。

そのためこのルートの作品は他のルートに比べ、時系列で見ていくといくつか矛盾点が生じてしまうのです。

勇者敗北ルートはあまり深く考えない方がいいかもしれません。(笑)

 

ゼルダの伝説シリーズ時系列は?:勇者勝利ルート

さて、次は勝利ルートについても見ていきましょう!

大人時代、子供時代とは?気になった人も多いと思いますし、まず先に説明しておきます。

時のオカリナでの主人公リンクは本来子供の姿であり、自分の子供時代と大人時代を行き来して世界を救った勇者なのです。

物語の最後でガノンドロフを倒したときは大人の姿であり、本来の姿である子供時代に戻った世界が「勝利ルート 子供時代」

元の時代に戻ったあとの大人時代の世界が「勝利ルート 大人時代」ということになります!

こちらも一つずつ見ていきましょう!

 

勇者勝利ルート「子供時代」

これはリンクが子供時代に戻った世界を言います。

戻った彼はゼルダ姫にガノンドロフの計画を伝え、事前に謀反を止めることが出来た時系列ですね。

また、「ムジュラの仮面」のリンクは時のオカリナと同一人物であり、この作品の世界はパラレルワールドになります。

かなりの名作と呼ばれていて、NPCや登場人物1人1人に背景があってとても奥が深い作品として知られていますよ!

しかしその後の「トワイライトプリンセス」で悲劇が起きてしまうのです。

リンクは勇気のトライフォースを宿していて、それは子供時代に帰っても尚宿ったままだったのです。

その影響で、ガノンドロフがトライフォースに触れていないにも関わらず、他でもないリンクが原因となって悲劇を呼んでしまいます。

謀反が発覚し賢者たちに処刑されるはずだったガノンドロフは、処刑直前に力のトライフォースを宿し強大な力で暴れまわりました。

処刑不可能と感じた賢者たちは、影の世界へとガノンドロフを追放することに決定しました。

…と、このルートは独自の色も残しつつ、かなり時のオカリナの色が濃いのも特徴的ですね!

気になる方は是非遊んでみてください♪

 

勇者勝利ルート「大人時代」

この時系列ではガノンドロフが敗北し、リンクは子供時代に戻っていきます。

しかしリンクが子供時代へと戻った後、ガノンドロフは復活を果たすのです。

圧倒的な力に成す術のない人々は「時の勇者」が現れるのを待ちますが、リンクは既に子供時代へと戻っているため現れません…。

「勝利ルート 大人時代」はそんな時系列となっています。

勇者は現れず、魔王の力を前に何もすることができない人々はどうしたのでしょうか?

それは、「神に祈る」でした。

その結果なんと、神様はハイラルごと海に沈めて封印したのです。

神様、かなり強引…!(笑)

だから大海原が舞台になっているんですよね。

時系列と直接関係はありませんが、このルートの作品は全てアニメ調になっています!

猫目リンク、とってもかわいいですよね♪

 

ゼルダの伝説シリーズの時系列:登場人物は同じ?

過去作を複数やってきた人なら分かると思いますが、ゼルダの伝説には時系列すらも違う作品で同じ名前のキャラクターが何度も出てきますよね。

ゼルダの伝説では一部作品を除きほとんどの作品が別人物となっています。

名前や出身、その他が似ているだけで完全に別人物です。

しかし、唯一ガノンドロフだけは、登場以降「4つの剣+」を除いて全て同一人物となっています。

ティアキンのトレーラーで登場していたのも、おそらく同じ人物であると考えられますね!

基本的には、魔獣状態や厄災、人間以外の状態である時のことを「ガノン」

人間状態である時のことを「ガノンドロフ」といいます。

※ゲーム内ではガノンドロフを省略してガノンと呼んでいることもあります。

 

ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダムの世界線・時系列は?

では、今回発売のティアキンの世界線はどうなっているのでしょう。

時系列としては、どこに属しているのか?

先程の画像内では「不明」と書いています。

というのも、ティアーズオブザキングダム、その前篇であるブレスオブザワイルドは時系列が公式から発表されていないのです。

とはいえ時間軸や、いつの時代いつの話なのか気になるところ。

そのためファンの中でも数々の考察が行き交っており、色々な説が出てきていますよね。

しかし、公式や前作ブレスオブザワイルドのゲーム内にはヒントが残されています。

いくつか見ていきましょう!

 

ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダムの世界線・時系列は?:公式のインタビュー

世界線や時系列について、明らかにされてはいないにしろ実は公式からも言われています。

開発者インタビューにて明かされた見解は「ブレスオブザワイルドは時系列の最後に位置している」ということだけです。

3つのどのルートに属しているかは明かされていません。

というのも、プレイヤーに想像する楽しみを味わってほしいためにあえて明言していないとのことでした。

確かに、固定されてしまうとそれだけ想像する楽しみが減るというのは少なからずありますね。

それはそれとして答えが知りたいのも正直な気持ちではありますが。(笑)

 

ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダムの世界線・時系列は?:ゲーム内のヒント

これまでの作品でも、同じ時系列の過去作要素が出てくることは度々ありました。

ティアキンの時系列を見ていくにあたり、前作であるブレワイのゲーム内にある過去作要素を見てみましょう!

また、ここからは様々なネタバレを含むためご注意ください。

 

リト族

(※風のタクトのネタバレあり)

まず挙げられるのがリト族の存在です。

ブレワイに続き、ティアキンにもリト族の存在は確認できましたね!

リト族というのは、ゼルダの伝説シリーズの中でも限られた作品にしか出てこない種族なんです。

彼らが存在しているだけでかなり時系列を絞ることが出来るのですが、それで絞れたら既にどこかしらで答えが出ているはずなんですよね…。

ここもまた謎の1つとして残っている要素となります。

リト族とは、もともと「ゾーラ族の末裔」なのです。

そしてリト族が初めて登場する作品は風のタクト、つまり「勇者勝利ルート 大人時代」ですね。

風のタクトではハイラルが水没し、水の中をもとに暮らすゾーラ族でさえ住むことが不可能な世界になってしまうのです。

そのため風のタクトではゾーラ族が存在していません

ゾーラ族は環境に適応し、空で暮らすために進化を遂げていったのです。

そのためゾーラ族からリト族へと変わり、ふたつの種族は同じ時代に生きているはずがないのです。

風のタクトには大地の賢者であるリト族の「メドリ」という少女が登場します。

メドリは大地の賢者として目覚める際、先代の賢者「ラルト」より「私の血を引く者」と言われているのです。

ここで初めて、リト族の祖先がゾーラ族であることが明かされました。

何故先祖であるゾーラ族と、子孫であるリト族が同じ時代に生きているのか。

もし「勇者勝利ルート 大人時代」だった場合はここで大きな矛盾が生じてしまうんです。

実際、ハイラル城も水没していませんしね。(笑)

 

ゼルダ姫の詠唱

(※ブレスオブザワイルドのネタバレあり)

ブレワイのストーリー要素「ウツシエの記憶」にて、ゼルダが詠唱するシーンがあります。

そのセリフの中に、このような表現がありました。

空を舞い、時を廻り、黄昏に染まろうとも…

これはそれぞれ、

  • 「空を舞い」=スカイウォードソード
  • 「時を廻り」=時のオカリナ
  • 「黄昏に染まろうとも」=トワイライトプリンセス

を示していると思われます。

時系列的にも上から順となっており、トワイライトプリンセスは「勇者勝利ルート 子供時代」の作品です。

 

ゴロンシティの彫刻

また、「勇者勝利ルート 子供時代」を裏付けるものはあとひとつあります。

それがブレスオブザワイルドに登場するゴロンシティにあるんです。

ゴロンシティにはゴロン族の英雄とされる彫刻があります。

そこにはブレワイに登場する「ダルケル」の他に、

  • トワイライトプリンセスに登場する「ドン・コローネ
  • ムジュラの仮面に登場する「ダルマーニ3世

が登場しているんです!

二つの作品はどちらも同じ時系列であるため、かなり有力なのではないでしょうか。

 

ハイラル王の日記

ブレワイではフィールド上にあるキャラの日記を見ることが出来ます。

ハイラル王も日記をつけており、その中にこんな記載がありました。

王家の習わしに従い、ゼルダと名付ける

これは「リンクの冒険」に登場する習わしです。

リンクの冒険は「勇者敗北ルート」の作品となっており、他の時系列に登場する作品でゼルダ姫の名前に習わしがあるなどの設定は登場していません。

この日記から、敗北ルートである可能性も濃く出てきました!

 

ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダムの本当の世界線・時系列は?

ゲーム内のヒントや公式の見解を見てきましたが、ブレワイは実際のところどの時系列にも当てはまってしまうんですね。

つまりどの時系列にも属している最後の物語、というところでしょうか。

ティアキンもブレワイの続編であることから、かなりその可能性が高くなっていると思われます。

しかし、ティアキンにはブレワイに無い可能性が1つ隠されているのです。

それが一番最後でもあり、一番最初にも繋がるということです。

どういうことなのか?というのを説明していきましょう。

まず皆さんは「ウロボロス」をご存知でしょうか?

古代の象徴として知られており、1匹、または2匹の蛇orドラゴンのようなものが尾を食んで円を描いているものです。

ゼルダの伝説シリーズ時系列を図付きでわかりやすく解説!ティアーズオブザキングダムの時系列を徹底考察!

画像引用:いらすとや

象徴の意味は「創造と破壊」「完全なるもの」などが一般的ですね。

「創造と破壊」といえば、始まりと終わり。

一番最初、始まりの物語であるスカイウォードソードでは、天地が創造され、マスターソードが誕生しました。

時系列で最後に位置するであろうティアーズオブザキングダムでは、大きな天変地異が起き、マスターソードはボロボロの状態となっています。

スカイウォードソードを「創造」、ティアーズオブザキングダムを「破壊」とするには十分な要素が揃っています。

ウロボロスは「始まりも終わりもなくしたもの」。

つまり今までのゼルダシリーズ、ゼルダ史がすべて繋がるためのループ作品なのではないかと言われているんです。

ウロボロスのように、「完全なるもの」としてゼルダの伝説が出来上がってしまうんです。

ループかもしれないのは分かったけど、なんでウロボロス?

突然古代の象徴なんか言われても、ゼルダの伝説と紐付けるには少し無理があると思いますよね。

しかしこれもティアキンから出ているヒントなんです。

ティアキンのタイトルをよく見てみてください!

タイトルロゴの後ろのマーク、龍が互いに尾を食んでいるように見えませんか?

実際1stトレーラーの終盤では龍が尾を食むようにしてマークを作るアニメーションが描かれていました。

トレーラーでもスカイウォードソードとの共通点が多く挙げられていたりするため、かなり濃厚な説なのではないでしょうか。

公式から、ティアキンの時系列が発表されるといいですね!

 

まとめ

今回は「ゼルダの伝説シリーズ時系列を図付きでわかりやすく解説!ティアーズオブザキングダムの世界線を徹底考察!」と題して、

  • ゼルダの伝説シリーズ時系列は?
  • ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダムの世界線は?

についてお届けいたしました!

ティアキンをプレイする前に関係ある過去作をやっておきたい!という方は多いと思います。

しかし、どれからやればいいのか?というところ…。

できるだけ図付きでわかりやすく解説・考察していきましたが、好きな作品からやるのが一番です♪

ゼルダの伝説はかなり奥が深い作品ですし、考察してみるとなかなか面白いですよ!